結論

Amazonブランド登録(Amazon Brand Registry)のフォームに入力するのは、特許庁が発行した商標登録証に記載されている「登録番号」です。商標登録証の右上付近に「登録第○○○○○○○号」という形式で印字されており、Amazonのフォームにはこの数字部分だけを入力します。商標がまだ出願中の場合は、登録番号の代わりに**出願番号(商願番号)**を使える場合があります(詳細は後述)。


商標登録証のどこを見るか

特許庁から郵送される商標登録証(正式名称:商標登録証書)には、複数の番号が記載されています。紛らわしいので、それぞれの役割を整理します。

記載項目 表記例 Amazonに入力するか
登録番号 登録第1234567号 する(数字のみ入力)
出願番号 商願2023-123456 登録済みなら不要
区分(類) 第28類 など しない
登録日 令和○年○月○日 しない

「登録第1234567号」であれば、フォームには 1234567 と入力します。「登録第」や「号」は不要です。

登録証が手元にないとき:J-PlatPatで確認する

特許庁が運営するデータベース「J-PlatPat」(j-platpat.inpit.go.jp)で商標登録番号をオンライン検索できます。

  • 検索方法:トップページ上部メニューで「商標」を選択し、「商標検索」の機能を使う(メニュー名はサイトのバージョンによって変わる場合があるため、トップページの案内に従ってください)
  • 商標の文字列や出願人名で検索し、ステータスが「登録」になっている案件の登録番号を確認する
  • 登録証と同じ番号が表示されるので、コピーして使える

登録証の再発行は特許庁への手続きが必要で時間がかかるため、急いでいる場合はJ-PlatPatが便利です。


出願中の場合の入力方法

商標がまだ審査中・出願中の場合、Amazon Brand Registryは国によっては出願番号でも申請を受け付けています。日本の場合も同様の運用がされていますが、対応状況はAmazonの方針変更により変わる可能性があるため、申請画面の案内とBrand Registryのヘルプページ(brandregistry.amazon.co.jp)で最新の条件を必ず確認してください。

出願番号は「商願2023-123456」という形式です。Amazonのフォームへの入力形式(「商願」の文字の扱いやハイフンを含むか否かなど)は申請画面の入力例に従ってください。

出願中で登録申請が通った場合、のちに審査担当者から「登録番号を追加で提出するよう」メッセージが届くことがあります。その段階で登録証の番号に更新します。


よくある入力ミスと対処

ミス1:「登録第」や「号」を含めて入力する

数字以外の文字を含めると照合エラーになります。数字だけを入力します。

ミス2:出願番号と登録番号を混同する

商標登録証には両方が記載されています。ステータスが「登録済み」であれば「登録番号」を使います。出願番号(商願番号)は登録前の番号です。

ミス3:区分(類)が異なる商標の番号を入力する

同じ商標名でも複数の区分に出願している場合、区分ごとに別の登録番号が発行されます。Amazonで販売する商品が属する区分の登録番号を使います。たとえばスポーツ用品であれば第28類が対象になるケースが多いですが、商品によって異なります。区分の判断が不明な場合は、弁理士や商標を出願した代理人に確認するのが確実です。

ミス4:他人名義の商標番号を入力する

Amazonは商標の権利者(または使用権を持つ者)であることを確認します。登録証の「権利者」欄が自社(または自分)の名義であることを事前に確認してください。ライセンスを受けて使用している場合は、Brand Registryの申請フロー内でその旨を申告する手順があります。


申請前の確認チェックリスト

  • 商標登録証の「登録番号」が手元にある(またはJ-PlatPatで確認済み)
  • ステータスが「登録」であることを確認した(出願中の場合は別フロー)
  • 権利者名が自社・自分の名義になっている
  • Amazonで販売する商品が該当する区分の番号を使っている
  • 入力値は数字のみ(「登録第」「号」を除いた状態)

まとめ

Amazonブランド登録に必要な「商標登録番号」は、特許庁発行の商標登録証に記載された「登録第○○○○○○○号」の数字部分です。登録証が手元になければJ-PlatPatで確認できます。出願中の場合は出願番号を使える場合があり、登録後に番号を更新します。番号の種類を間違えると申請が通らないため、入力前に登録証と照らし合わせて確認してから進めてください。